HIV情報

正しく知ろう!HIV・エイズについて

「HIV・エイズ」というと、どんなイメージを持っていますか?

 

特定の人がかかる病気?」・・・HIVの感染経路は、①性行為②血液感染③母子感染。で約9割が、性行為(同性間・異性間)で感染しています。性行為をすれば、誰でも感染する可能性があります。特別な人の病気ではありません。

 

「昔流行った病気?」・・・日本国内では、今でも1年間に約1000人、1日に約3人が、新しくHIV・エイズに感染・発症しています。また、HIV感染に気づかず発症する「いきなりエイズ」が増えています。エイズは、過去の病気でも、自分に関係ない病気でもありません。

 

「エイズは不治の病なの?」・・・HIVに感染しても、早期に治療を開始すればエイズを発症することはありません。現在は、「1日1回1錠」の服薬で発症を抑えられるようになっています。エイズを完治させる方法は見つかっていませんが、服用を続けることで今まで通りの生活を送ることも出来ます。

 

「U=U」治療を受けて、血液中のHIV料が検出限界値未満(Undetectable)まで抑えられていると、性行為をしても他人にHIVを感染させることはありません。このことを「U=U」Undetectable(検出限界値未満)=Untransmittable(感染させない)といいます。

 

「予防は出来ないの?」・・・HIV感染は予防できます。①性行為の際、コンドームを正しく使って感染予防が出来ます。また、PrEP(プレップ)といって、HIV陰性者が、性行為などリスクのある行為の前から専用の薬を服用することによって、自身がHIVに感染するのを予防する方法です。決められた通りに内服することで、性行為によるHIV感染は99%、薬物静注によるHIV感染は74%、感染リスクを低下させる効果が期待できます。

 

詳しくは、認定NPO法人ぷれいす東京が運営している「PrEP in JAPAN」をご覧下さい。

(参考:ご存じですか?正しく知りたいHIV・エイズの今)

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